ユーザーテストをやったので進め方をまとめた

今関わってるサービスのUIについて色々変えたほうが良い点があると思ったものの、ユーザー視点に立ててるかあんま自信が無いので、社内でユーザーテストをやらせてもらった。

ユーザーテストを実施するのは初めてだったのでチームのメンバーや有識者にアドバイスを頂きながら進めた。

得られた知見をまとめておく。

目安としては5人実施できれば十分というか、それ以上人数を増やしてもあまり得られる知見が増えないらしい。

準備

目的を設定する。

例:確認したい操作を簡単にできるか、わかりにくい所が無いかを確認する。もし問題があればその原因を発見する。

ビデオカメラもしくは画面を録画できる準備

音声も残す

タスクの準備

具体的な操作を説明してしまうと本来のユーザ操作とかけ離れてしまう可能性があるので、ゴールを伝える程度にする

例:ユーザー登録を行い、5,000円ぐらいのシャツを購入してください

シナリオ

どういう画面遷移をするか、どう感じるかを想定し書いておく。スプレッドシートに画面、想定動作、実際の動作などの列を作っておけばスムーズだと思った。つまり表だったら何でも良い

テスト後のアンケート準備

具体的な質問をすると答えを誘導してしまう気がするので、オープンな質問から具体的な質問の順で実施した方が良いと思う

謝礼、領収書などの準備

今回は社内ユーザなので必要なかった

実施

説明
  • システムのテストなので、ひっかかっても良い(無理にスムーズに進める必要は無い)のでリラックスして進めてもらう

  • 思考発話してもらう(思ってる事を口に出してもらう)※多分難しいと感じる人はいるので、テスト中も必要に応じて声がけする

  • 仮説の通り行動してるか確認し、エラーや気づきをメモしておく。画面と音声を録画しておく。※圧迫感を与えないように、大人数で囲まない方が良さそう

  • 基本的には使い方などのサポート無しで独力で進めていただく

状況設定を行う。
気づき、問題点などを記述
タスク後、事前に準備していた質問を行う。

分析

印象を忘れてしまうのでテスト直後に行う シナリオと実際のユーザが行った操作の違い 気づき、問題点などから改善点を導き出す

参考にしたページ

http://uideal.net/basic/588

http://u-site.jp/alertbox/task-scenarios-usability-testing

http://www.userside.jp/evaluation/usability-test/planning/index.html